君に決算書の暗号が解けるか
アカデミーヒルズ主催の勝間和代さんの「『決算書の暗号を解け!』の出版記念セミナー」に参加してきました。
このセミナーはタイトルの通り、この本をわかりやすく解説してくれたものでした。
決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール
勝間 和代
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
- 発売日: 2007/10/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 10人 クリック: 106回
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まず、びっくりしたのは内容よりも、勝間さんが意外とパワーポイントを使いこなせていなかったこと(笑)
セミナー紹介用のパワーポイントがスライドショーの状態で、勝間さんがご自分で使われる別のパワーポイントファイルをスライドショーにしようしていたのですが、そこでちょっと苦戦しているのが意外でした。あんまりパワーポイントでプレゼンテーションしないのでしょうか。「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法」の中で、「IT 機器を120% 使いこなす」とおっしゃっていましたが、これはインプットの部分が中心なんですかね。
そして、本田直之さんのセミナーにゲストとして登場された時もそうでしたが、スライドに文字つめすぎな気が。。。下のPOP*POP のエントリにもありますが、シンプルなスライドのほうが個人的には好きですね。
あなたのプレゼンを今すぐ改善させるための5つのTips | POP*POP
5. PowerPointにごちゃごちゃ書かない
プレゼンのうまい人を見ていると、スライドには数行のテキストか、イメージ画像しか使われていません。ながながと説明を書いてしまうとあなたのスピーチではなく、そちらの方に注意がいってしまいます。
スライドを使うときはその点に注意しましょう。
なんて、偉そうなこと言ってますが、ダメだししたいとかそういうことではなく、かなり完璧に見える勝間さんにもこういう部分が見えることがちょっとうれしかったり、ホッとしたり(笑)
で、本題とはずれた感想を書いてしまいましたが、セミナーの内容は勝間さんの本領発揮といったところでしょうか。質疑応答の対応も含めて「やっぱり勝間さんはすごいな」と実感しました。会計の専門家ではないので、内容に関して深く突っ込むことは避けておきますが、もっと勉強しなきゃな、というか、もっと勉強したいな、と思わせてくれる1時間半でした。
そんな私の気持ちの変化を見透かしていたかのように用意されていたスライドが、「もっと詳しく勉強したい人のために」というもの。その中で今日発売のこの本が紹介されていました。
「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉
山田 真哉
「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書)
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/02/15
- メディア: 新書
- 購入: 2人 クリック: 195回
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あの「食い逃げされてもバイトは雇うな」の後編なのですが、もうタイトルのインパクトにノックアウトされ、帰りの青山ブックセンターで買ってしまいました。「インパクトのある数字に騙されるな」って書いてある本の「インパクトのあるタイトル」に騙され(?)てしまった自分はどうなんだろう、と(笑)
このタイトルの秘密は、ある意味、勝間さんが「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法」の中でおっしゃっていた「知の3点測量法」に隠されている、と言えるかもしれませんね。
この本については、また後日。
【追記】
セミナーの内容についてわかりやすくまとめていらっしゃるブログがありましたので、リンクを張っておきます。