体験を活かして自分ブランドに - フジマキ流『自分ブランド』のつくり方
アカデミーヒルズ49 で行われた「フジマキ流『自分ブランド』のつくり方」というセミナーに参加してきました。
「自分ブランドの教科書」の筆者の藤巻幸夫さんのセミナーですが、そのお兄さんである藤巻健史さんもゲストスピーカーとして登場するということで、500人会場が満員になってました。さすがの知名度ですね。
- 作者: 藤巻幸夫
- 出版社/メーカー: インデックス・コミュニケーションズ
- 発売日: 2007/12/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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自分ブランドの重要性については、本田直之さんも「パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す」という本を翻訳されてるくらいですし、「レバレッジ・シンキング」でも以下のように書かれています。
周りが自分に対して抱くイメージを構築し、仕事に結びつける行為は、すべてブランディングの一環です。同様に、その他大勢とは違う何かをつくりあげ、ビジネスを成功に導くにはブランドは必須です。ブランドは、より少ない費用と労力で優良な顧客(人脈)を手に入れ、周囲の影響力を上げます。そういう意味では、まさにDWML なのです。
(p.164)
このセミナーで思ったのが、藤巻幸夫さんはとにかく話が飛ぶ人だな、と。飛びまくりすぎて、話が全く進みませんでした。自分でしゃべったキーワードに反応して、違う話に持っていく。そこで出てきたキーワードからまた別の話へ。
「情報のインプットには脳内リンクやアンリンクが必須」というエントリを書きましたが、彼は彼の中にある情報にものすごくリンクが張られている状態なのかもしれません。これまでに経験してきたことが色々なキーワードにリンクされていて、そのキーワードを口から発するタイミングでリンクをクリックしてしまうのかもしれませんね。
脱線しながらも聞けた話から、参考になったことをいくつか。
元々は、モノを売るための法則のようですが、自分ブランドの構築にも同じことが言えそうです。ただ、自分ブランドとなると4つ目は難しいか。あ、だから触れなかったのか。なるほど。
- 5つのS、5つのC、5つのM
- Simple、Sense、Speed、Smile、しつこさ(Stick to)
- Communication、Consensus、Collaboration、Commitment、Challenge
- Marketing、Merchandising、Management、Mind、巻き込む
SCM(サプライチェーンマネジメント)からヒントを得ての語呂合わせだそうな。が、15個はちょっと多いですよね。全部重要なのはわかりますけど。個人的には、こういう法則みたいなものは3つとか4つくらいのほうが好きですね。覚えきれないってのが大きいですけど。
この中で好きな言葉を一つずつ挙げると、Simple、Challenge、Mind ですかね。
最後に、このセミナーで一番心に響いたのは、やはり経験することの重要性です。自分の弱みだって認識しているのでアンテナに引っかかりやすいのかもしれませんが。「自分ブランドの教科書」でも以下のように書かれています。
センスを磨きたいなら、自分の目や耳を鋭敏にすることに加えて、「繰り返しでない日々」を送ることも心がけて欲しい。
自腹を切ってでも、休みの日を潰してでも、これまで体験したことのないことを貪欲に味わってみよう。
(p.74)
どんどん新しいことにチャレンジして、自分ブランドの構築を目指します。