どんなことでも逆さまから考えてみる - 稼ぐ超思考法

天邪鬼になってみる勇気も必要ですね。


カリスマ・コンサルタントの稼ぐ超思考法 ~仕事と人生に効く「問題解決力」が身につく20の方法~
岡本 吏郎

カリスマ・コンサルタントの稼ぐ超思考法 ~仕事と人生に効く「問題解決力」が身につく20の方法~

カリスマ・コンサルタントの稼ぐ超思考法 ~仕事と人生に効く「問題解決力」が身につく20の方法~

目の前の現実から未来を予想する。そして、それが当たったならば、誰だって楽しいに決まっているではないですか。
(p.3)

ということで、「見えないモノ」「未来」を見るための思考法を20個紹介してくれている本です。その中で参考になったのをいくつか。

  • 「プリコラージュ」

単に、ライバルのチラシなどをマネてしまえば盗作ですが、全く関係ない分野から構造だけ持ってきて当てはめる。このやり方は、マーケティングから商品企画、組織編制など経営のいろいろな分野で使えます。
(p.35)

  • 「攻めるのは逆さまから」

どんなことでも、逆さまから考えてみる。
合理化を考えるなら、非合理化を考える。
理解を求めるならば、非理会を求める。
好きなものを探すなら、嫌いなものを探す。
時間の有効化を考えるのなら、ムダな時間を作ってみる。
ターゲットを決めるのではなく、非ターゲットを決める。
(p.164)


この二つは、「考具」にあったオズボーンのチェックリストのうちの二つとつながる。

◆応用したら? 似たものはないか?真似はできないか?
(p.148)

◆逆転したら? 逆さまにしたら?上下左右・役割を反対にしたら?
(p.148)

考具 ―考えるための道具、持っていますか?


常に思考を柔軟にして、「見えないモノ」を見る努力をしていきたいですね。