次のチャレンジは常に過去最高の成功確率 - どんな仕事も楽しくなる3つの物語
何度も読み返したくなる本です。というか読み終わった翌日なのに、読み返したくなっています。
どんな仕事も楽しくなる3つの物語
福島 正伸
- 作者: 福島正伸
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2008/03/28
- メディア: 単行本
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もっともっとたくさんの人に、さらに元気になって、仕事を楽しむ生き方をして欲しい。
そう強く願って、この度出版をすることにしました。「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」(p.1)
福島正伸さんの講演は、一度実際に聞いたことがあります。この本にも出てくる「人であふれた駐車場」や「日本一のタクシー会社」の話を聞き、本当に感動しましたし、涙が出そうになりました。浅沼ヒロシさんのエントリにあるように、なんだかやる気にさせてくれるのです。
聴講しているだけで、だんだん元気が湧いてきて、自分にも無限の可能性があるような気がしてくるのです。ようし! やるぞ、やるぞ! と、何をやるんだか決めてもいないのに、ともかく元気になってしまう。
きっと福島さんの気迫がこちらにも浸透してくるのでしょう。
そんな福島さんの講演のエッセンスをまとめたのがこの本です。
福島さんがおっしゃる、「仕事が感動に変わる、五つの心構え」は以下の5つです。
1. 仕事の意味を考える
2. ものごとを前向きに受け止める
3. 自己原因で考える
4. 自分の可能性を信じて、自分らしくやる
5. 目指すことを、あきらめない
どれも、非常に重要なのですが、そもそも、「仕事を感動に変える」という発想自体が好きです。梅田望夫さんの:「好きを貫け」も好きですが、いまいち好きを見つけきれない、というか好きを仕事にすると好きじゃなくなりそうで躊躇している自分にとっては、「仕事を感動に変える」という考え方のほうがあっている気がします。
どんな仕事にも、感動があります。
感動を得るためには、仕事の意味に気がつくこと、もし気がつかなければ仕事の意味を作り出せばいいのです。「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」(p.36)
自分がわくわくする意味を付け加える。それによって、仕事はいくらでも楽しいものに変えることができるようになります。
「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」(p.61)
上の言葉のほかに、この本で心に響いたのは、以下の言葉です。
次のチャレンジは、常に過去最高の成功確率なのです。
「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」(p.65)
ありとあらゆることをやる前に、成功してしまうはずです。ですから、ありとあらゆることはできないのです。
「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」(p.88)
あきらめないと決めると、他人から怒られたり、批難されたりしても、アドバイスに聞こえるようになります。
「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」(p.93)
この本の言葉たちを常に忘れずに日々を過ごしていきたいものです。
書評ブロガーのsmooth さんのところに、「人であふれた駐車場」の動画が紹介されていましたので、あわせて紹介しておきます。
あー、また福島さんのお話が聞きたい。