言葉に落とし、行動に落とす - 勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド
頭でわかったつもりだけではダメです。
勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド
勝間 和代
勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド (ディスカヴァー携書 022)
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: 新書
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今は「10倍シリーズ」などでベストセラー作家として有名となった勝間さんのデビュー作である「インディでいこう!」を携書化したもの。
私的なことがらを記録しよう!!: 予告−「インディでいこう」が携書(新書)になります
いまさらながらこの本を読み直すと、けっこうびっくりするのが、
・資本主義では、情報はお金そのもの(=グーグル化のコンセプト)
・お金をコントロールするする力(=お金は〜のコンセプト)
・手帳はコントロール・センター(=時間投資法のコンセプト)
・本やCDでながら学習(=勉強法のコンセプト)
など、おおむねのことは網羅されているんですよね。
と、勝間さんがおっしゃっているように、今まで出てきた勝間本の原点と言えそうです。
この本の中で明日から始めてみようと思ったのは以下のことです。
- 言い訳をやめる
- なぜ自分ばかり損をするのか、という気持ちを捨てる
- すべてをゼロイチで考えない
- 失敗体験から学ぶ
- 愚痴を言わない
ただ、本を読んで上のように思っただけでは意味がありません。
得た知識のうち、言葉に落とし、行動に落としたことが、結果につながるわけです。
(p.201)
本を読んだり、人から話を聞いたりして学んだことは、頭でわかっただけでは自分で使える形にはなっていません。実際に行動を起こして、体験して初めて、自分の血となり、肉となるのです。
これは、羽生善治さんも「決断力」の中で以下のようにおっしゃってましたね。
自分で手を動かすことが知識に血肉を通わせることになる。
(p.130)
学んだことを、言葉に落とし、行動に落として、自分の血肉にしていきましょう。