情報のインプットには脳内リンクやアンリンクが必須

昨日、本をディスカッション・パートナーにするというエントリを書きましたが、アルファブロガー小飼弾さんがちょうど同じようなテーマのエントリを書かれていました。


404 Blog Not Found:書評blogの本当の売り物

私自身何度も繰り返し本blogで言っていることですが、読書は情報をダウンロードすることではないのです。むしろ脳内リンクしたりアンリンクしたりといった感じの、ウェブサイト構築に似ているのです。知的生産とは、脳という畑で作物を育てる行為で、読書はその畑を耕す行為。内容という「肥やし」はもちろん必要ですが、肥やしをまけば作物が育つかといったらそんなことはありません。それを耕してすきこまないと駄目なのです。


うーん、深い。おそらく、読書に限らず情報をインプットする際は、単に目に見えるものや耳に聞こえたものを記憶するだけでなく、その情報をキーとして既に頭の中にある情報と照らし合わせた上でその関係性と一緒に記憶していく、ということが重要なのでしょう。難しそうですが、それを意識してやる価値は高そうです。


さらに、

書を語るな、体験を語れ

以上を踏まえると、他の書評blogに対するアドバイスは上のとおりとなります。

あなたの役割は、それを読んだことによってあなたに何がおきたかを紹介することなのです。

と、おっしゃっています。


自分も本を読んだ後のメモを書こうBLOG を始めましたが(書評とはちょっと違うか)、これからは、そのメモも本の内容をただ引用したりまとめたりするだけじゃなくて、そこでどう思ったかや、それを読んだ上でこれからどうしていくかもアウトプットしていくことにします。